負けない心で!

日々の出来事を飾らずに綴った日記です。

楽観的予測

 

朝早く、オートバイに乗る準備を整え、部屋のドアをロックをした。

駐車場からバックでオートバイを移動させ、エンジンを始動。

 

1週間ぶりに相棒の生命が蘇る瞬間、俺の心も一瞬緊張する。

再び、平常心を保ち、V-twinの脈動を聴きながら、

今日もいけると確信する。

 

空は、雨の日の湿気を多く含みながら、明るくなっていく。

 

東北道まで、ゆっくり走りながら早朝の風を感じている。

畑と住宅地、交差点の手前で友達と手を上げながら

相手の出発を見送る青年。

 

黄色いセンターラインを無理に追い越していくワゴン車。

県道をいつもの自分のペースで進める。

 

f:id:v-twin650:20130406092411j:plain

目的の街で場所の確認をして、ハザードランプを消して後ろを確認する。

雨のしずくが細かくシールドに集まる。

遊歩道から、自分のオートバイを見つめる人。

 

回転を抑えつつ、静かに発進した。

交差点に心地よいV-twinの音を残して直進する。

 

国道6号線に左折で入ると、本格的な雨に打たれた。

「たまには思いっきり打たれてみよう」となぜか冷静な心でいられた。

 

警察署を直進し、首都高にむかって車体を傾けた。

大きく円を描きながら上昇し、一瞬雨が止まるポイントが。

 

このまま、雨具を付けずに良いペースで走れば

途中から雨が上がるはずとの楽観的予測をし、アクセルを開き続けた。